Life with movies おすすめ映画 2019年 下半期 ベスト
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おすすめ映画 2019年 下半期 ベスト

おすすめ映画 2019年 下半期 ベスト

2019年7月から12月までの間に、編集部が劇場で鑑賞した作品の中で、おすすめ作品をご紹介します。鑑賞数は166本。映画祭等での上映「福岡国際映画祭」「2019東京・中国映画週間」「東京国際映画祭」を含みますので、今後、全国配給されるもの、今後日本公開が未定の作品も含みます。

『ボーダー 二つの世界』



公開日:2019年10月11日

とても作品の特殊性が強く、ジャンル映画としては最高に突き抜けているが、そういう作品に馴染みのない映画ファンにとっては、理解するまでには、深い森の霧を抜けていく必要があるかもしれない。しかしながら、このファンタジーの深淵を描いたような作品を観ると、忘れられることができない印象を心に残す。すべての人にお勧めとは言えないけれど、この作品が好きだという方は、きっと同じぐらいファンタジー映画が好きだと言えるのだろうと思います。

『ボーダー 二つの世界』詳細レビュー

『ゴーストランドの惨劇』


公開日:2019年8月9日

2019年は、ジャンル映画としては、ホラー映画が豊作で後半で最も印象に残った作品。
入口として、ベーシックな、音、怪物、追いかけられる等、ホラー映画として押さえているところは綺麗に押さえている一方で、脚本は工夫が凝らされていて、良い意味で、展開が予想した展開とは異なり「転回」する。設定が罠となり、気持ちよく欺かれる物語は、爽快感があり、だが、恐怖が襲い掛かってくる。

『ゴーストランドの惨劇』詳細レビュー

『あなたの名前を呼べたなら』


公開日:2019年8月2日

『バーフバリ 伝説誕生』の大ヒットを受けてか、2019年は、企画上映だけでなく、インド映画を観られる機会が増え、楽しい1年となりました。その中でも、印象に残った作品。ボリウッド的なミュージカルシーンがある作品ではなく、インド社会に残る「階級」や「未亡人」に関する社会問題を取り上げながら、ヒロインの自立していく切ない恋愛物語として、描かれた作品。限られたセリフの中で表現された2人の関係性が、繊細に描かれています。

『あなたの名前を呼べたなら』詳細レビュー

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』


公開日:2019年9月6日

2019年は、特に海外アニメーションの秀作が日本国内で多く上映された年でもありました。ミッシェル・オスロ監督『ディリリとパリの時間旅行』、ソン・シンイン監督『幸福路のチー』、ジェレミー・クラパン監督『失くした体』のほか、東京国際映画祭で上映されたヨン・ファン監督『チェリー・レイン7番地』など。その中でも、編集部が一番印象に残った作品。日本アニメーションに多い、キャラクターと背景を組み合わせた印象の作品とはアプローチが異なり、まるで「絵画」が動いているような印象が鮮烈に残る。また、ヒロインのサーシャの歩む物語は、ファンタジーな物語でありながら、地に足の着いたリアリティを感じさせるもので、共感値が高く感じる魅力がある。その魅力に取り込まれたファンは多く、9月に公開した作品は、12月末となった今もロングランが続いている。

『わたしの叔父さん』


公開日:未定(東京国際映画祭コンペティション作品)

2019年の東京国際映画祭の東京グランプリ受賞作品。農村で生活する叔父さんと姪の静かな物語ですが、冒頭30分ぐらい観たあたりで、この作品の凄さに気がついて、ある意味、ゾッとした作品。映画祭のQ&Aで明らかになっているが、家族の空気をセリフにまったく頼らずに表現した監督の演出に脱帽です。観終わった時に、「この作品がグランプリかな」と感じていたら、そのまま受賞されました。

『わたしの叔父さん』詳細レビュー

『私のちいさなお葬式』


公開日:2019年12月6日

自らのお葬式を息子に迷惑をかけないよう自ら準備する母親が描かれているのに、とても軽やかでチャーミングで、生きる元気まで貰える素敵な作品。あまり観られる機会の少ないロシア映画ですが、こんな素晴らしい作品があるなら、もっと日本で上映されて良い。そして、名優マリーナ・ネヨーロワの演技をもっと観たい、と感じられた作品です。

『私のちいさなお葬式』詳細レビュー

『i 新聞記者ドキュメント』


公開日:2019年11月15日

藤井道人監督『新聞記者』と対をなすように製作された森達也監督のドキュメンタリー作品。新聞記者:望月衣塑子氏を追いかける中で、日本の内閣官房による異常な情報公開のあり方と、それを取材・報道するメディアの異常な姿勢へ一石を投じたもの。政府を批判することがほとんどない日本の映画業界の中で、その体質にすら異を唱えているようなドキュメンタリーで、日本に住んでいる以上、内容に賛否はあれど、観ておくべき話題作。

『リリア・カンタペイ、神出鬼没』


公開日:未定(東京国際映画祭CROSSCUTASIA部門)

フィリピンから上陸したモキュメンタリー映画。2019年、劇場で観た作品の中で、最もシネフィル魂を揺さぶった作品。ホラー映画の脇役として30年出演し続けた老女優リリア・カンタペイを笑いと涙と共に描いているのですが、リリアのキャラクターが強烈な上に、ホラー映画の舞台裏に、映画ファンは思わずニンマリとしてしまう演出が素晴らしい。よくこの映画を創り上げたというか、創ることが出来たなと感心すらする衝撃作。

2019年下半期作品 編集部が劇場で鑑賞した166本
『Diner ダイナー』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『ファブル』『疑惑とダンス』『宝島 L’Ile au tresor』『薄暮』『さよなら、退屈なレオニー』『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』『Girl/ガール』『安市城 グレート・バトル』『センコロール・コネクト』『君と波に乗れたら』『凪待ち』『天気の子』『マーウェン』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』『東京喰種 トーキョーグール【S】』『田園の守り人たち』『アルキメデスの大戦』『ヒョンジェ 釜山港の兄弟』『出国 造られた工作員』『ニューヨーク 最高の訳あり物件』『パラダイス・ネクスト』『よこがお』『ピータールー マンチェスターの悲劇』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』『楽園』『メランコリック』『シークレット・スーパースター』『Walking Meat』『守護教師』『隣の影』『五億円の人生』『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』『イソップの思うツボ』『あなたの名前を呼べたなら』『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』『WE ARE LITTLE ZOMBIES ウィーアーリトルゾンビーズ』『ダンスウィズミー』『火口のふたり』『命みじかし、恋せよ乙女』『二ノ国』『ONE PIECE STAMPEDE』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ザ・ネゴシエーション』『ガーンジー島の読書会の秘密』『引っ越し大名!』『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』『トリプル・スレット』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』『SHADOW 影武者』『人間失格 太宰治と3人の女たち』『恋の街、テヘラン』『カンペーン』『轢き殺された羊』『夜明けを待ちながら』『自由行』『シヴァランジャニとふたりの女』『ナイトゴッド』『デモンズ』『マンタレイ』『タロウのバカ』『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』『帰れない二人』『ゴーストマスク 傷』『アス』『HELLO WORLD』『アド・アストラ』『見えない目撃者』『ヒンディー・ミディアム』『アイネクライネナハトムジーク』『台風家族』『惡の華』『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第一章』『いなくなれ、群青』『大脱出3』『ジョーカー』『毒戦 BELIEVER』『BLACKFOX』『蜜蜂と遠雷』『記憶にございません!』『フッド ザ・ビギニング』『ガリーボーイ』『ボーダー 二つの世界』『真実』『聖なる泉の少女』『空の青さを知る人よ』『銀河学習塾』『高度一万メートルの奇跡』『影 ~ロスト・イン・ラブ~』『青雲 ~投げ出した人生の拾い方~』『流転の地球』『烈火英雄 ~戦士達に贈る物語~』『完璧な他人 ~スマホが暴く秘密たち~』『第三夫人と髪飾り』『最高の夏、最高の私たち』『ホームステイ ボクと僕の100日間』『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第二章』『ザ・レセプショニスト』『殺さない彼と死なない彼女』『ゴーストタウン・アンソロジー』『ファストフード店の住人たち』『マニャニータ』『動物だけが知っている』『チェリー・レイン7番地』『ディスコ』『わたしの叔父さん』『それぞれの記憶』『ひとつの太陽』『チャクトゥとサルラ』『エウォル~風にのせて』『喜劇 愛妻物語』『失われた殺人の記憶』『ネヴィア』『リリア・カンタペイ、神出鬼没』『HUMAN LOST 人間失格』『ジャスト 6.5』『列車旅行のすすめ』『アトランティス』『サクリファイス』『ある妊婦の秘密の日記』『Sisters』『ブラック校則』『CLIMAX クライマックス』『アースクエイクバード』『グレタ GRETA』『風水師 王の運命を決めた男』『国家が破産する日』『最初の晩餐』『盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲』『虐待の証明』『i 新聞記者ドキュメント』『完璧な他人』『ザ・ソウルメイト』『地獄少女』『決算!忠臣蔵』『EXIT』『影踏み』『わたしは光をにぎっている』『幸福路のチー』『ゾンビランド:ダブルタップ』『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章』『午前0時、キスしに来てよ』『閉鎖病棟 それぞれの朝』『“隠れビッチ”やってました。』『アイリッシュマン』『夕陽のあと』『魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち』『サルカール 1票の革命』『屍人荘の殺人』『金の亡者たち』『スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班』『テッド・バンディ』『雪暴 白頭山の死闘』『マリッジ・ストーリー』『ポイズンローズ』『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』『容疑者、ホアキン・フェニックス』『2人のローマ教皇』『燃えよスーリヤ!!』『私のちいさなお葬式』『失くした体』『スーパーティーチャー 熱血格闘』『王と道化師たち』『パラサイト 半地下の家族』『ブレッドウィナー』

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