シネマのミカタ 2018年後半からの展開について

2017年9月1日金曜日

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まず、現在、TV、雑誌、WEBメディアなどにおける映画情報番組の中で、その内容が映画ファンにとって、信頼してみる・読むことができるものは、中井圭さんと言われるとおり、貴重です。

これは、TV、雑誌は広告収入で運営される性格上、大手配給会社や広告代理店の意向を反映したものにならざるをえず、WEBメディアは、前述に加え、アクセス数等による広告収入に依存するため、ニュース記事に依存するするため、もっとも重視すべき読者=映画ファンを置き去りにする傾向が強く、「面白い映画」「素晴らしい映画」を伝えるメディアが、マネタイズ上存在しずらいことに起因しています。

本サイトも、配給会社・代理店の意向によらず、また、映画の感想は個人的・恣意的によるものではあるが、極力、客観的に映画ファンのためになる情報や内容となるミドルメディアを目指して運用しておりますが、そのようなメディアの先頭に位置するネットメディア「シネマのミカタ」は、素晴らしく、また、一映画ファンとしても、期待するところが大きいです。

そんな「シネマのミカタ」の2018年後半の展開について、以下のとおり、提案します。

提案1
現状と同様に、配給会社・広告代理店の意向よりも、「面白い映画」「素晴らしい映画」の情報をファンに伝える姿勢を維持してください。番組運営費上、非常に難しいと思いますが、他メディアと同じ形になってしまうと、存在意義が希薄になってしまいますので、その立ち位置を重視して欲しいです。

提案2
シネコン系だけでなく、現在もがんばっている単館系映画館の魅力を紹介してください。上映する映画の種類や系列映画館ではないことで実現できる企画、映画館の歴史などを現場取材映像をもって、単館系映画館を応援する企画です。

提案3
日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の映画祭である「東京国際映画祭」の現場から来日する海外の映画関係者を招いての、連日生放送の企画。映画祭同様に、双方向メディアの特性を生かしたティーチイン方式の進行も期待します

提案4
「この世界の片隅に」「カメラを止めるな!」といった映画ファンの口コミ・感想を広げていくため、映画ファンがその友人・知人に「この映画のここを観ろ」「ここが他の作品と違う」という点をピックアップして伝える「中井の目」的な企画。

提案5
映画のロケ地ではなく、そのストーリーの舞台となった街を歩く旅企画。「四月の永い夢」の舞台となった国立市や、『海炭市叙景』等の舞台となった函館市などを、取材、現地からの生放送など。

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