『恥知らずの鉄拳』NEVER SAY DIE 【感想・レビュー】

2018年10月21日日曜日

映画祭 外国語映画

t f B! P L
羞羞的鉄拳(写真)

2018 東京・中国映画週間上映作品

スタッフ staff

監督・脚本:ソン・ヤン(宋陽)Yang Song、チャン・チーユー(張吃魚)Chiyu Zhang

出演 Cast

アレン・アイ(艾倫)Allen Ai Lun:Aidisheng
マー・リー(馬麗)Li Ma:Ma Xiao
シェン・タン(沈騰)Teng Shen:Master Zhang Zhuyu
ティエン・ユィ(田雨)Yu Tian:Ma Dong

あらすじ

落ちぶれてしまった総合格闘技選手のアディソンは、八百長試合で生計を立てていた。あるとき、正義感溢れるスポーツ新聞の女性記者マーシャオに八百長商談を録音されてしまう。録音のデータを奪おうとするアディソン、逃げるマーシャオ。もみ合いになった二人を落雷が直撃…目覚めると二人の身体が入れ替わっていた!!あれこれ試すも元に戻れないと知ったアディソンは、マーシャオに自分に代わってチャンピオンのワン・ウーリャン(奇しくもマーシャオの恋人)と試合をするよう要求する。(2018東京・中国映画週間公式HPより)

羞羞的鉄拳(poster)

コメディとしての王道脚本

身体が入れ替わったら、誰しもやりやくなることや予想できるエピソードが、期待どおりに配置されていて、安心して観ることができるし、笑うことができる。また、伏線の回収が観客にわかりやすく設定されているので、気負って観る必要がまったくない。ただ、観ているだけで心が楽しくなる

入れ替わる映画

偶然ではあるが、主人公たちが入れ替わる作品として『累 かさね』が、日本国内で上映されたタイミングなので、入れ替わったことを表現する演出を見比べると、別の楽しみがある。この作品は、男女が入れ替わる設定で、かつ、コメディということもあり、オーバーアクションで冒頭に定義しているし、それを利用した笑えるポイントが多い。そういう意味では、観客に優しいつくりになっている。
作品全体として
何度も観た『ロッキー』を、時を経て見直しているような既視感が多い作品。必ず笑いたい、安心して笑いたい、そんな観客には最適の作品だろう。


2018東京・中国映画週間公式HP
『恥知らずの鉄拳』NEVER SAY DIE IMDB
(Life with movies 編集部:藤井幹也

サイト運営

自分の写真
映画情報「Life with movies」編集部公式サイト。最新映画や映画祭、舞台挨拶のほか、編集部による過去映画トピックスをお届けします。 twitterアカウント:@with_movies

QooQ